ヘマチンを使用すると!毛髪内は、網(ネット)を張った状態になるので、毛髪内の色素が抜け出にくくなります。
施術方法は超簡単!!
【前処理】
プレシャンプーの後に「ヘマチン」をフォーム状(泡)にして塗布し揉み込む。
その後一度毛髪表面のヘマチンを流してから通常のカラー施術に入ってください。必ず流します。
理由は、カラーリングをきれいにする為に前処理でヘマチンを利用しますが、毛髪表面に残さない事が重要です。毛髪表面にヘマチンが残っているとカラー剤が毛髪表面で酸化重合していまい、毛髪内で色が発色しなくなってしまうのでダメです。
これだけです!これだけで褪色が大きく抑えられ、さらに良質の結果が得られます!!
また、泡状にすることで少量で無駄なく使用する事が出来ますので、コストを抑えられます。
【後処理】
シャンプーの代わりに「ヘマチン」をフォーム状(泡)にして塗布し揉み込んだ後に洗い流す。
その後、トリートメントで仕上げする。
ヘマチンの働きは色々
①カラーリングの持ちをよくする
…ダメージを減らし、さらに色あせを防ぎ持ちをよくしてくれる効果がある。カラー剤の酸化しきれない酸化染料がヘマチンによって酸化重合して分子量が大きくなるので退色しにくくなる。その為、カラーリングの色を保つためにヘマチンが利用される。
②活性酸素の除去に効果的
③白髪を予防してくれる
④髪の毛のダメージがひどくパサついている
⑤育毛効果
ヘマチンとは?
ヘマチンには毛髪を補修するなど様々な効果が期待できます。
赤血球中の大部分を占める血色素ヘモグロビンは「ヘム」という色素と「グロビン」というたんぱく質が結合してできており、酸素を体内に運んだり、二酸化炭素を受け取って肺まで運んだりする働きをしています。ヘマチンは飼育牛や豚など動物の新鮮な血液が原料で、その血液を分離させるなど化学処理して作られます。ヘモグロビンを電気分離することでヘマチンとグロビンに分かれます。
ヘマチンはグロビンと離れると不安定になり、似た分子構造と結合して安定しようとします。髪の90%を占めるケラチンが、グロビンの分子構造と似ているので、ヘマチンを髪につけるとケラチンと結合し髪を補修してくれます。ヘマチンはケラチンと結合することで、結果的に髪を補修してくれます。分子レベルで結合しているので、洗い流してもなかなか簡単には流れません。
その為、使いすぎると髪がゴワゴワになります。
ヘマチンは髪を美しくする成分だと言われていますが、使いすぎると髪がゴワゴワになると言われています。適量をつかうことで美髪効果がありますが、使いすぎは禁物です。
ヘマチンは、鉄分を多量に含んだ物質です。アルカリを酸化させるために使用します。アルカリを急劇的に酸化させるために、髪の毛は縮む事となります。その為、表面での分解と膨潤(伸びた状態)時に塗布するので、自然と髪の毛内部に吸収されます。
しかし、ヘマチンは鉄分で金属系に属します。鉄分は自然と毛髪に吸収され、鉄分が急劇的に酸化しphを下げますが金属が毛髪内部で固まり骨化する現象は、一瞬毛髪の張りと思う場合が多いですが金属が毛髪に多量に吸収されると、金属過多で次のカラーやパーマにも悪影響が懸念さると考えられます